縄文時代 「縄文時代」(約1万2000年前から2300年前)
 氷河時代の終わり頃になると気候は温暖化し、日本列島には、現在と同じような温帯の動物や森が現れました。縄文時代の始まりです。この新しい環境の中で、人は土器を使い始めます。
 それまでの、焼く・蒸すあるいは生のままの食事に”煮る”という調理方法が加わりました。肉や魚は煮汁とともに、一層おいしく食べられるようになりました。そして何よりも、アクの強い山菜やトチ・ドングリ・クリなどといった、栄養豊富な木の実の食用が可能になりました。また食料の少なくなる冬場に備えた、木の実類の貯蔵も始まりました。さらに弓矢や釣り針・漁網などの使用は、人々の生活を豊かにし、約9,000年前には竪穴住居での定住生活が開始されました。