いしかわの遺跡トップページへ
サイトマップ │ 利用案内 │ リンク 公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
いしかわの遺跡トップページ > 歴史体験ガイド > 古代の機織り > 弥生の布つくり

弥生の布つくり


織布の普及

 弥生時代になると織機を利用した布作りが始まります。また蚕からとれる糸を使った絹も登場してきます。編布との違いは、織布がタテ(経)糸の上糸と下糸の間にヨコ(緯)糸を通して交差させることの繰り返しによって布を織り上げていくことです。編物には上糸・下糸はありません。
 弥生時代に使用され始めた織機は原始機(げんしばた)と呼ばれています。原始機の部品は、遺跡からもたくさん出土しています。1組そろっての出土はまだありません。

原始機織りの様子
原始機で布を織る
機織り出土品
遺跡から出土した弥生の機織り具
上:紡錘車 (金沢市畝田遺跡)
中・下:チキリorチマキ
(金沢市畝田遺跡、宝達志水町荻市遺跡)

原始機の道具と使い方

原始機織り想像図
原始機を使った機織り想像図

1 チマキ(布巻具) タテ(経)糸を固定する棒で、織り手に近い方にあります。織った布が長くなってきたら、この棒に巻き込んでいきます。
2 チキリ(経巻具) タテ(経)糸を固定する棒で、織り手から遠い方にあります。

3 ソウコウ(綜絖) 細い棒と1本の糸からなる物で、タテ(経)糸を1本おきにすくい上げ螺旋(らせん)状の輪を作ったものです。このすくった糸が下糸となります。
4 ナカヅツ(中筒) タテ(経)糸を上下に分けた状態にする物。ソウコウと対になって使われます。布幅よりも長い板状の物が使用されたようです。
5 ヌキ(貫) この糸巻きにヨコ(緯)糸を巻き付けて、上糸と下糸の間に通します。ヨコゴシグ(緯越具)とも呼ばれます。
6 トウジョ(刀杼) 上糸と下糸の間に通したヨコ(緯)糸を手前に打ち込む道具。ヨコウチグ(緯打具)とも呼ばれます。
7 腰あて 機(はた)の一方は、布巻具に結び付けた腰あてを使って、自分の腰に固定します。
8 杭 機(はた)のもう一方は、タテ(経)巻具に結び付けた紐を杭に巻き付けて固定します。

弥生の布つくり

戻る トップページへ
まいぶんシンボルマーク 公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
〒920-1336 石川県金沢市中戸町18-1
電話(代表)076-229-4477 FAX 076-229-3731
eメール mail@ishikawa-maibun.or.jp
本ホームページで使用しているコンテンツの無断使用はできません
Copyright(C) 2006 Ishikawa Archaeological Foundation. All Rights Reserved.