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いしかわ遺跡散歩

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 能美古墳群で最も古い首長墓

県指定史跡 能美市 寺井山遺跡 (てらいやまいせき)

寺井山遺跡全景
寺井山遺跡全景
 手取川の南岸に広がる能美平野には、和田山、末寺山などの独立丘陵が点在しており、国指定史跡の和田山・末寺山古墳群、秋常山古墳群が展開しています。寺井山遺跡は、能美市寺井町寺井に所在する弥生時代の遺跡で、昭和45(1970)年7月と10月の発掘調査で、その重要性が確認されたことから、県指定史跡となり、史跡公園として保存されました。
 遺跡の南側に延びていた丘陵は、昭和40年代前半の宅地造成等により消滅しましたが、北端に位置した2基の遺構については、発掘調査でその概要が明らかにされました。
寺井山5号丘
寺井山5号丘
 円墳状の5号丘(直径約20m・高さ約1.7m)は、埋蔵施設が未確認ながらも周溝(幅約4m・深さ0.4〜1.2m)を検出し、墳墓に関連した祭祀儀礼の特殊な遺構と推定されました。6号丘では丘陵端を溝(長さ約14m・幅約3m・深さ0.8m)で区画した中に、鉄鏃・鉄剣・鉄刀を副葬した2基の土坑墓を検出しました。
 両遺構とも弥生時代終末の墓制にかかわる遺構であり、その後の古墳群へと移行した当地の墓制を知る上で重要な遺構であることが判明しています。その結果、寺井町や地元住民らの協力により保存が図られ、現在は住宅地内の史跡公園として、一般に親しまれています。
所在地 能美市寺井町寺井 <位置図はこちら>
交通 JR寺井駅から車で10分
お問合せ 能美市歴史民俗資料館 0761-58-6103
『いしかわの遺跡35』より

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