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小松市 河田山古墳群 (こうだやまこふんぐん)

 小松市東部の加賀産業開発道路沿いに住宅団地「国府台(こくふだい)」があります。ここはかっては起伏に富んだ丘陵で「河田山(こうだやま)」と呼ばれ、総数61基からなる古墳群や弥生時代の高地性集落跡、奈良時代の須恵器の窯などがありました。1986・87年にこの団地造成工事に伴う調査が行われ、52基の古墳が発掘されました(4〜7世紀、9基は現状保存)。
資料館内に復元された33号墳石室
資料館内に復元された33号墳石室
移築復元された12号墳
移築復元された12号墳
 特に注目を集めたのは、丁寧に加工した凝灰岩を積み上げて造られた「切石積横穴式石室」をもつ12号墳(一辺15mの方墳、7世紀後半)でした。これは天井がアーチ形となる全国にも例のないもので、朝鮮半島南部の王墓に系譜がたどれることから、渡来系の有力者のお墓ではないかと考える意見もあります。当時、全国の研究者や市民・県民から遺跡保存の要望が出され、石室は基盤ごと移築され、墳丘が復元されて往時の姿をしのばせています。
 古墳公園に隣接した史跡資料館は河田山の発掘調査の成果だけでなく「古墳時代」を広く理解できるように展示・解説がなされ、解体された33号墳の切石積横穴式石室も復元されています。
入園料 無料
所在地 小松市国府台 <位置図はこちら>
交通 JR小松駅から北陸鉄道バスで上寺畑行か鍋谷行 河田下車徒歩10分
北陸自動車道小松I.Cから車で20分
資料館 河田山古墳群史跡資料館(復元された石室や発掘で出土した遺物も見ることができます)
住所:小松市国府台3丁目64 電話:0761-47-4533
開館:午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:水曜日(祝日の場合翌日休館)
入館料:無料
お問合せ 河田山古墳群史跡資料館 0761-47-4533
※休館日などの情報は事前に各施設にご確認下さい。
『いしかわの遺跡3』より

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